株式会社大山田出版仮編集部員山下たろ〜くん(2)

野球好きの社長に拾われ、何とか大山田出版の仮編集部員となった山下たろ〜。
だが、配属された先は廃刊寸前のコミック誌「コミックショーネン」の編集部。
だが、そんなことはおかまいなし。
たろ〜は売るためになりふり構わず、ありとあらゆるところに出没し宣伝しまくる。
そのひたむきな姿にうたれた編集長の村西は、たろ〜に新人漫画家の森川を任せる。
「コミックショーネン」は仮編集部員となったたろ〜の活躍で徐々に部数を伸ばしはじめる。
その矢先、少年コミック誌の覇権を賭け、最低コミック誌「コミックショーネン」とナンバー1コミック誌「ギーガ」との草野球対決が行われることに…。
試合当日、「ギーガ」のメンバーに海空高校時代の同僚・須永がいた! 試合は予想どおり「ギーガ」の圧勝ムード。
果たしてたろ〜はどうするのか!?ナンバー1少年コミック誌「ギーガ」との草野球対決に挑んだ「コミックショーネン」だったが、いきなり初回に4点を取られる苦しい展開。
投げられない自分が歯がゆいたろ〜は、何とかしようと投球練習をはじめる。
たろ〜のひたむきな姿にうたれた他の選手たちも必死に頑張り、徐々に点差が縮まる。
そして、投げられないはずのたろ〜がついに…。
「コミックショーネン」の人気作品『改造ねずみハムちゅー仮面』にアニメ化の話が舞い込む。
話を持ち込んだアニメ制作会社の社長・川柳は、その昔海空高校の試合を見て勇気付けられた一人だった。
だが、アニメ化を実現するためにはスポンサー、監督、声優など難問が山積み。
たろ〜はそれらを解決するため、懸命に奮闘する!アニメ『改造ねずみハムちゅー仮面』がヒットし、「コミックショーネン」も飛躍的に売行きを伸ばす。
そんな中、編集長の村西は100万部突破の秘策として元人気漫画家・小松崎たかしの連載をはじめる。
だが結果は惨憺たるもので、「コミックショーネン」は部数を落とす。
苦悩する小松崎にもう一度面白い漫画を書いてもらおうと、たろ〜はある策を講じる。
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