いとしのエリー(14)

2人して学校を休み、箱根旅行に出かけた晋平とエリー。
2人きりの遊びと幸せを充分に満喫して東京に戻った2人だったが、後日、真名古にそのことがばれ、2人の関係を知られてしまった。
しかも、風邪と偽り学校を休んだその日の日付に海で撮影したエリーの写真までが職員室で流出し、エリーと晋平は窮地に追い込まれた!! 晋平は3日も学校を無断欠席したことと、卒業後の進路を就職希望にしたことで、京都にいる親に連絡されてしまい、母親が上京してきた。
いつまでたっても煮え切らない晋平の態度を見た母親は、晋平を京都へ連れて行こうと手続きに入る。
しかしどうしてもエリーと離れたくない晋平は、家から逃げ出し、エリーに助けを求めるのだが…。
一度は両親のいる京都に引っ越した晋平は、エリーのことが忘れられずに家を飛び出して東京に戻ってきた。
しかし、エリーは交通事故で記憶喪失になり、大学生頃までの記憶はあるのだが教師になってからのことは何も覚えていなかった。
毎日お見舞いを続ける真名古と晋平だが、エリーが覚えているのは大学で同級の真名古だけだった。
晋平のことを覚えていないエリーは真名古から告白され、2人は急接近していく。
エリーは様子見のため、アパートを引き払い実家に戻ることになったのだが、部屋の整理をしていたエリーの母親に晋平と撮影したたくさんの写真を見られ、晋平とエリーの関係を知られてしまう。
真名古との関係を望んでいたエリーの母親は激しいショックを受ける。
2人の関係を知られてしまった晋平は、お見舞いに行っても取り次いでもらえず、エリーの母親からも冷たくあしらわれる。
そんな中、真名古とエリーの仲は進展してゆき、真名古がプロポーズしたことで2人は親公認の間柄になってしまった。
しかし、心にひっかかりを感じるエリーは、その原因を確かめるために晋平を訪ねた。
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