訓蒙画解集・無言道人筆記

特異な啓蒙思想家でもあった画家司馬江漢が、晩年に執筆した2冊の寓話随筆集。
題材は中国の古典から『伊曾保物語』にまでおよぶ。
とくに『訓蒙画解集』は、未紹介の自筆本によって百余点の挿図を影印覆刻した。
1180年頃に書かれた、ササン朝の王ホスロー2世とアルメニアの王女シーリーンの宮廷ロマンス物語。
史実に材をとりながら随所に説話的要素が織りこまれた物語は、悲劇的な結末をむかえる。
本邦初訳。
唐代にいたるまでの画論・画史を集大成した画期的な書物とされる中国絵画論の古典。
訳者の正確な読み下し、平易な口語訳、周到精緻な論説は、読者の中国絵画理解をふかめてくれる。
第2巻は、歴代画家評伝のうち巻六から巻十の南北朝の宋から唐まで。
解説と総索引を付す。
昔の人は、どんなものをどのように食べていたのか? 江戸初期の本草学者が、各地に取材した見聞にもとづき、そのふかい学識を集大成した古典。
第2巻は、梅、山椒、葡萄などの菓部、鶴など水鳥を扱う禽部之一、?、雉などの禽部之二。
幕末尾張の農婦きのに、最高神如来様から遣わされた金毘羅様がついて語る。
「諸人を済度させたいばかりに苦労するほどに、心に誠を持てよ、信心して成仏せよ」。
100年以上も秘蔵されていた聖典を公開。
続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60002809